主に雁皮のチリで漉いた薄手の粕紙です。細かく砕いた黒皮をちりばめています。
繊維密度はとても高く、書く、折るなど、特別な質感を感じられます。
チリのない紙を作るときには欠かせない手作業で原料を精製する「かみしぼり」(ちりとり)の工程。その工程の副産物としてたくさんのチリがでます。
乾燥保管しているチリを、再び「煮熟」「叩解」して漉いたものを「粕紙」としています。
ロットごとにチリの様子や原料の割合が少し変動するので、毎回まったく同じように漉けるわけではありませんが、素朴で味のある紙になります。
叩解はホーレンダーを使用しています。
*ZG-02の厚さ(重さ)はチリと雁皮密度により他の紙と比べるととても重いため、同じ重さ(匁)でも楮紙等よりとても薄くなりますのでご注意下さい。
紙名 ZG-02 粕紙・主に雁皮チリ
漉判 京間判(約64cm×98cm)
厚さ 2.5〜3.5匁/京間判
原料 主に雁皮チリ
煮熟 重曹 ソーダ灰
精製 なし
叩解 ホーレンダー
漉方 流し漉き
乾燥 紙干し板による天日乾燥
裁断 60cm角
60cm角に裁断した状態のため、届いてすぐに折り紙に使用できます。
裁断の手間や失敗のリスクが無くおすすめです。
全紙価格よりもお求めやすい価格となっております。
巻いた状態でのお届けとなります。
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